「雇用保険」を最大限に利用するマル秘ワザ!「誰でも何歳からでも入れる保険」はお得なのか?

「雇用保険」を最大限に利用するマル秘ワザ!

国際労働機関(ILO)の調査によると日本の失業者のうち失業給付金を受け取れていない人は全体の70%を超えているという。これは先進諸国の中でも飛び抜けて悪い数字で、例えば欧米諸国において失業率が高い国のひとつとされているドイツでさえも13%程度だという。

これは失業者の多くを占める短期の非正規社員が満足に雇用保険に加入できていないことが要因ともいわれている。いずれにしても突然会社が倒産してしまう可能性もゼロとはいえないのだから、雇用保険や失業手当についてはキチンと押さえておきたいものだ。

ところで、給与明細を見ると健康保険に加入している会社員なら毎月数千円ではあるが「雇用保険」も天引きされていることが分かる。この雇用保険を元にハローワークから支給されるのが「失業手当」だ。

では「再就職手当」が支給されることはご存じだろうか?失業手当の受給期間を残したままで再就職が決まった場合に支給されるのが再就職手当だ。

支給残日数が給付日数の3分の1以上かつ45日以上あり、一定の要件に該当する場合、その支給残日数の30%に失業手当の日額をかけた金額が支給されることになる。

また、逆に所定の受給期間をオーバーしてしまっていても、各地にある「職業訓練校」で再就職のためのスキルを磨いているなら、その間は無条件で給付を受けられることになっている。

ちなみに、職業訓練校で学べる内容については、ハローワークに詳しいパンフレットも置いてあるので参考にしたい。せっかく毎月支払っている雇用保険なのだから、万が一のときには出来る限りの失業手当の支給を受けたいものである。

「誰でも何歳からでも入れる保険」はお得なのか?

「誰でも入れます」というキャッチコピーの保険会社のCM、見覚えがある人も多いと思う。「これまで保険に加入していなかった高齢者の人でも安心していつからでも入ることができる」というものである。果たしてそんな都合のいい話かあるのだろうか?

結論からいうと、こういったタイプの保険は損をする可能性をはらんでいるといえる。まずは、その保険会社のホームページやパンフレットを隅々まで読んでみよう。CMではそこまで謳ってはいないものの、実は損害保険であったというケースもある。つまり怪我などの入院には保険金が支払われるが、病気に対しては保障されないというものだ。

また、仮に生命保険だったとしても「特別条件」といって治療中の病気や、以前に発病した病気が原因の入院、手術は保障の対象外となるなどの条件が付く場合もある。

そして何より気になるのがその保険料の高さだ。年齢や病歴を問わずに加入できるのだから、保険会社としては大きなリスクを背負うことになる。当然そのリスクは加入者が支払わなければならない保険料に上乗せさせられているのだ。

つまり高齢になってから加入しても保険料が高額なため、10年、20年と長生きすると、支払い金額の総額がなんと保険金額を超えてしまうということにもなりかねない。

それなら、保険料として支払っていた金額を定期預金として積み立てておく方がまだいい、という結論になる。キャッチコピーの派手さばかりに気を取られて、肝心の保障内容を見過ごさないようにしたいものだ。

— posted by チャッピー at 03:37 pm