資産運用に役立つ知識を!債券についての基本的なこと

債券で確認しておきたい基本的なことは2点です。格付けが高ければ金利が低く、格付けが低ければ金利が高いということです。もう1つは金利が上がれば債券価格が下がり、金利が下がれば債券価格が上がるということです。まず、格付けと金利について考えてみましょう。

債券を買っても発行している会社などが経営破たんしてしまって、元本と利息が支払われなかったら嫌ですよね。そこで、発行体の元利支払いの確実性を評価する機関があります。格付投資情報センター(R&I)、ムーディーズ・インペスターズ・サービス、スタンダード・アンド・プアーズなどです。こうした機関が、AAA=信用力がもっとも高い、B=信用力に問題ありなど記号で評価しています。

債券を買うなら元利金を必ず支払ってくれるような信頼性の高い会社のものをと思いますよね。でもそういうところの債券は金利が低いのです。

「信頼性が高く金利も高い」はありえない

これは身の回りのことで考えてみると分かります。確実にお金を返してくれそうな人とちょっとヤバそうな人の2人から借金を申し込まれたとします。条件が同じなら前者に貸しますよね。ヤバそうな人は金利を倍にするなど確実に返すと思われている人より条件を良くしないと借りることが出来ないということです。

元金と金利を確実に支払ってくれそうな人に貸すか、元利金の支払いに不安もあるけど高金利を選ぶかの選択になるわけです。信頼性の高いところからすれば高い金利にしなくてもお金を借りられるわけですから信頼性も高く、金利も高い債券ということはありえないわけです。

では、今度は債券価格と金利の関係を見ていきましょう。金利が上がれば債券価格が下がり、金利が下がれば債券価格が上がるというのはどういうことでしょう。

債券価格と株価は逆の動き

「元本10万円、期間5年、金利1%」の債券を買ったとします。その2年後、世の中の金利が上がり「元本10万円、期間3年、金利3%」の債券が発行されました。金利以外条件が同じです。とすれば、誰も1%の債券を買ってくれないでしょう。売るにはどうするかといえば、債券の価格を下げるしかないのです。

これが金利が上がれば、債券価格が下がるということです。同じように世の中の金利が下がれば債券価格は上がるわけです。金利が上がれば債券価格は下がりますが、金利が上がるということは景気が良くなっていくということです。一般的に景気が良くなる局面では株価が上かっていきます。

金利が下がる時は債券価格は上がりますが、金利が下がる時は景気の悪い時なので一般的に株価は下がります。つまり債券価格と株価は逆の動きをします。ですので、両方を持つことによって資産の大きなブレを防ぐことが出来るというわけです。

— posted by チャッピー at 10:16 am